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山陽沿線の源氏物語ゆかりの史跡を巡ってみよう!
紫式部が主人公のNHK大河ドラマ「光る君へ」の人気から、今、改めて注目が集まる源氏物語。昔から人々に愛されてきた物語ということもあり、その舞台として見立てられたスポットが幾つも点在しています。山陽沿線にある、源氏物語ゆかりの史跡を巡ってみましょう。
善楽 寺 戒光院
明石の君との出会いの舞台
明石浦にある『善楽寺 戒光院』は、源氏物語の登場人物「明石の君」の父、明石入道の館跡とされています。訪れた光源氏が月夜に歌を詠んだといわれる松の木もあり、年間通して夕方から21:00までライトアップしています。物語の世界にたっぷり浸ってください。
(住職 藤井さん)
Information
住所 | 明石市大観町11-8 |
アクセス | 「西新町駅」徒歩約10分 |
松風村雨堂
源氏物語につながる逸話の残るお堂
源氏物語のモデルの一人ともいわれる、在原行平にちなんだスポットの『松風村雨堂』。現在のお堂は、行平が須磨から都へ去った後、彼を慕う村の姉妹・松風と村雨が結んだ庵跡と言われています。
(西須磨協議会 会長 前田さん)
Information
住所 | 神戸市須磨区離宮前町1-2 |
アクセス | 「月見山駅」徒歩約5分 |
岩屋神社
光源氏が月を眺めた松
古くから漁業関係者より厚い信仰を集めてきた神社である『岩屋神社』。鳥居をくぐるとまず目に入る堂々とした松は、かつて光源氏がその下に立ち、月を見たと言われています。枝の下から空を見上げ、悠久の歴史を感じてみませんか。
(禰宜 藤本さん)
Information
住所 | 明石市材木町8-10 |
参拝時間 | 9:00~17:00 |
アクセス | 「山陽明石駅」徒歩約16分 |
現光寺
光源氏の住居跡ともいわれるお寺
平安時代に建立されたお寺『現光寺』。光源氏が都から須磨へ移動した際、侘び住まいしたと言われ、かつて「源光寺」「源氏寺」とも呼ばれていました。本堂には物語にちなんだ襖絵も。8月27日(火)には、毎年人気の夏祭り、キッズサンガ(子どものつどい)が境内で開催されます。
(住職 片岡さん)
Information
住所 | 神戸市須磨区須磨寺町1-1-6 |
アクセス | 「須磨寺駅」徒歩約3分 |