グルメ・スイーツ
冬に食べたいあったかグルメ特集 ~玉子焼専門店 松竹編~
寒い冬を乗り切るには温かいものを食べるのが一番。
山陽電車に乗って、心も体も温まるグルメを味わいにでかけましょう!
今回ご案内するのは、玉子焼のお店です。
玉子焼は、小麦粉とじん粉、卵、だしを混ぜた生地にタコを入れて焼いた明石の名物。
「じん粉」という粉は少し耳慣れないかもしれませんが、小麦粉からたんぱく質を取り除いたでんぷんのこと。
玉子焼をふんわり焼き上げるのに欠かせない材料です。
明石以外では「明石焼」という名前で知られていますが、地元では昔から「玉子焼」と呼ばれています。
玉子焼を提供するお店は、明石市内で70軒ほどあると言われています。
玉子焼専門店 松竹
山陽明石駅から徒歩すぐ、できたての玉子焼が味わえる老舗店「玉子焼専門店 松竹」へ向かいます。
西改札口の階段を降りて南へ進むと、すぐ目の前が「パピオスあかし」。
松竹はこちらの1階にあります。


2階から来た方を見るとこんな感じ。
山陽明石駅のホームが見えます。

暖かみのある黄色を基調とした、入りやすい店構えです。
玉子焼を焼く銅鍋のディスプレイが可愛い!

席につくと、だしの入った徳利ととんすい、みつ葉が運ばれてきました。
みつ葉を出す明石焼のお店は多いですが、最初に提供したのはこちらとのこと。

できたて熱々の玉子焼の登場です。
食欲をそそる、朱色のあげ板の上に乗っています。
板は、取りやすいように手前に傾斜が付いています。

最初はだし汁につけずにそのままいただいてみます。
とにかく熱々なので、少しずつ。
卵とだしの味があいまって、しみじみおいしい。
タコのうまみも感じられます。

外側はカリっと焼かれており弾力がありますが、中はとろっとふわふわ。
絶妙な食感です!

みつ葉を入れただしとともに食べると、上品な味わいに。


テーブルの上にはソースと一味もスタンバイ。
ただ、まずはそのまま味わっていただきたい。

店主の石垣克芳さんにお話を伺いました。

松竹は1958年(昭和33年)に創業。
石垣さんで3代目、初代は石垣さんのおばあさまだったそうです。
タコは明石産を使用し、生地を作るだしは羅臼昆布でとるなど、卵、水に至るまでこだわっています。
味は気温や湿度に左右されるので、粉の配合は様子を見ながら、日々調整しているとのこと。
味つけは「しっかりめ」を心がけているので、まずはそのまま何もつけずに味わってほしいそう。
玉子焼を焼くのは熱伝導がよい「銅鍋」。
銅製の板にくぼみを作ったお鍋です。
ちょうどよい焼き加減で均一に仕上げるには、かなりの年月を要するとのこと。
1人前は15個。「10個では少ないし、20個は多いかな」と考え、鍋を注文したそう。

石垣さんは、「明石の駅前はずいぶん変わりましたが、玉子焼のお店を続けられることに幸せを感じます。ご家族で長く通ってくださる方も多いのが嬉しいですね。『おいしかった』『がんばって焼き続けてね』という言葉がとても励みになります」と笑顔で話してくださいました。
店内は木のぬくもりを感じる落ち着いた雰囲気。
25席ありますが、お昼時には行列ができる人気ぶりです。

卵とタコを増量した「特別玉子焼(1,050円)もあるので、次回はそちらも味わってみたい!
Information
| 住所 | 明石市大明石町1-6-1 パピオスあかし1F |
| 営業時間 | 11:00~20:30(L.O.20:00) 定休日 水曜、第1・3木曜 |
| アクセス | 「山陽明石駅」徒歩すぐ |
皆さんも山陽電車に乗って、ぜひ明石へ。
あったかフードを味わってくださいね。





