エスコート11月号では、東垂水駅周辺のグルメを紹介しました。
いずれも私たち山陽電車の社員がおすすめするおいしいお店ばかり。
でも、東垂水駅周辺にはまだまだ見どころがいっぱいです。
一緒に歩いてみませんか？

【目次】
１．東垂水駅
２．東垂水展望公園
３．平磯緑地
４．垂水スポーツガーデン・垂水体育館

東垂水駅

東垂水駅に着きました。
実は、兵庫県最南端の駅なんですよ(あまり知られていないのですが…)。

改札は1つですが、北と南に出口があります。
それぞれの出口から見える風景はずいぶん違います。
まずは、北側から出てみましょう。
西方向には明石海峡大橋が見えます。

東垂水展望公園

北口から出て東方向に歩くとすぐ、見晴らしのよさで知られる「東垂水展望公園」があります。

明石海峡大橋や淡路島まで見渡せる、素晴らしいロケーションの公園です。
いろいろな遊具もあり、ファミリーで訪れても楽しめます。

駅から北に歩いていきます。
戦後、このあたりは高台の上にある平地を活かして造成・開発が進み、住宅地として発展してきました。

泉が丘5丁目には、防災拠点として整備されたという「泉が丘北公園」があります。

1990年代に地域の声を受けて誕生した公園です。
その後も防災備蓄倉庫や公園への動線を確保するための出入り口を設けるなど、拠点としての整備を行ってきました。

この公園の近くに「山手ふれあい階段」を見つけました。
映画の舞台になりそうなとても長い階段です。
説明板によると、2004年に不揃いな段差や急こう配を解消するために造られたとのことです。
地域の皆さんがワークショップを開いて、話し合いながら計画したとあって、高低差17mを感じさせないとても歩きやすい階段です。

公園や階段への取組みなど、住民の方々が安全・安心に暮らせる街づくりが進んでいるようです。

平磯緑地

今度は、東垂水駅の南へ行ってみましょう。

南側の出入り口です。
駅から国道2号線の上に架かる歩道橋へつながっており、安心して渡れます。

歩道橋を降りたところが平磯の埋め立て地です。
「平磯海づり公園」をはじめ、公園やスポーツ施設が点在しています。
こちらから東へ向かい、平磯緑道を歩いてみます。

訪れたのは秋の初めでしたので、紅葉には少し早かったのですが、色づき始めた葉っぱを見かけました。
散歩にぴったりの気持ちのよい道です。

休憩所も何か所かあるので、疲れたらひと休み。

平磯緑道は「万葉歌碑の道」として、いくつかの歌碑が設置されています。

万葉集の中から垂水にちなんだ歌が選ばれており、歌碑と現代語訳された説明がセットになって置かれているので、探しながら歩くのも楽しい。

垂水スポーツガーデン・垂水体育館

さて、お次は西の端にあるスポーツ施設「垂水スポーツガーデン」と「垂水体育館」を訪ねます。
垂水スポーツガーデンは、こちらの記事でも紹介しています。
若手社員オススメ!山陽沿線でスポーツを楽しもう!〈垂水・明石・姫路の運動施設〉

フットサルコートでは子どもたちのサッカー教室が開かれていました。
海のそばの爽快なコートですね。

テニスコート、インドアテニスコートもあります。

この垂水スポーツガーデンに隣接する場所に、垂水体育館があります。
垂水体育館は2022年3月に完成。
老朽化した体育館と勤労市民センター内にあった体育室をこちらに移し、整備したとのことです。

「明石海峡大橋が眺望できる海辺の立地を意識し、海の水平線を強調した外観」というコンセプトで作られました。

バトミントンやバレーボール、バスケットボールなどができる競技場、2つの体育室、多目的室、トレーニングルームなどもある充実した施設です。

垂水区出身のサッカー選手・香川真司さん寄贈のサッカーボールとシューズも展示されています。

絵本コーナーもあるのがうれしいですね！

垂水体育館は地域のスポーツ活動の拠点になっているほか、スポーツ講座や教室も定期的に開催されているので、チェックしてみてくださいね。

神戸市立垂水体育館

こちらは垂水体育館の西側から眺めた風景。
明石海峡大橋がよく見えます。

東垂水駅の北と南をご紹介しました。
同じ駅から出発してもずいぶん印象が違います。
皆さんもぜひ散策を楽しんでみてください！