おでかけ
歴史に触れよう!駅名由来のスポット4選
山陽沿線ゆかりの歴史上人物や動物などが駅名のヒントに。
その由来から、地域の歴史に触れてみよう。
目次
1. 月見山(つきみやま)
2. 江井ケ島(えいがしま)
3. 妻鹿(めが)
4. 手柄(てがら)
月見山
平安時代に活躍した歌人である在原行平が須磨にわび住まいした際、この地で秋の月を楽しんだことから、「月見山」と呼ばれている。
お立ち寄り 神戸市立須磨離宮公園
皇室の別荘「武庫離宮」跡に造営された庭園『神戸市立須磨離宮公園』。
実は行平が月見を楽しんだのはこの離宮公園と言われており、「在原行平月見の松跡」の石碑が立っている。
event 第35回離宮月見の宴
日付/9月29日(金)※開催時間等の詳細は後日HPにて掲載
行平が制作したと伝わる一絃須磨琴の演奏や月見茶会などを開催し、歴史のある地でお月見を楽しめる。
Information
住所 | 神戸市須磨区東須磨1-1 |
開園時間 | 9:00~17:00(入園は~16:30) 木曜定休(祝日の場合は開園) |
入園料 | 大人400円、小・中学生200円 |
アクセス | 「東須磨駅」・「月見山駅」・「須磨寺駅」徒歩約10分 |
江井ヶ島
この地は奈良時代に「魚住の泊」と呼ばれており、港として栄えていた。
そこに巨大なエイが2匹も入り込んできたため村人が困っていたところ、僧侶の行基がエイに酒を飲ませ、エイが喜んで帰っていったそう。
そこからこの地を「江井ヶ島」と呼ぶようになった。
お立ち寄り 江井ケ島海岸
ヤシの木が遠くまで立ち並ぶ、南国のような雰囲気の海岸で、海水浴やBBQができる穴場スポット『江井ケ島海岸』。
海岸沿いには「浜の散歩道」があり、ジョギングやサイクリングを楽しむ人も多い。
Information
住所 | 明石市大久保町江井島 |
アクセス | 「江井ヶ島駅」徒歩約10分 |
妻鹿
神功皇后あるいは仁徳天皇のときに雌雄の鹿が現れ、雄鹿は家島諸島の
雌鹿は当地にとどまったことから「妻鹿」と呼ぶようになった。
お立ち寄り 国府山城址 (妻鹿城)
戦国時代から江戸時代初期に活躍をした武将、「黒田官兵衛」が居城したと言われている城跡『国府山城址』。
市川沿いの甲山に位置し、山道には曲輪跡が残っている。
甲山の麓にある「荒神社」が登山口で、山頂までは約20分で到着。
Information
住所 | 姫路市飾磨区妻鹿 甲山 |
アクセス | 「妻鹿駅」徒歩約10分 |
手柄
かつては「手苅」と記されていたそうで、近隣の神が手で草を刈り食物を置く敷物にしたという伝説や、
この辺りの住民は鎌を知らず、手で草を刈っていたという伝説が地名の由来。
「手苅」が「手柄」となったのは、1440年の結城合戦の際に
お立ち寄り 手柄山中央公園&姫路市立手柄山温室植物園
1960年に開園した総合公園で、広大な敷地内には、水族館や遊具など、家族で楽しめるスポットが点在する『手柄山中央公園』。
珍しい植物に出会える「手柄山温室植物園」が人気で、観葉植物や多肉植物など約1,500種を観察できる。
Information
住所(手柄山中央公園) | 姫路市西延末440 |
アクセス | 「手柄駅」徒歩約10分 |
Information
住所(姫路市立手柄山温室植物園) | 姫路市手柄93(手柄山中央公園内) |
開園時間 | 9:00~17:00(入園は~16:30) 金曜定休 ※8月10日(木)は休園、11日(金・祝)は開園 |
入園料 | 大人210円 小人(6歳~中学生)100円 6歳未満は無料 |
アクセス | 「手柄駅」徒歩約10分 |
event 食虫植物展
日時/~8月27日(日)9:00~17:00
場所/レンガ広場展示室
ウツボカズラやハエトリソウを中心に約100点を展示。期間中の土・日曜の11:00~職員の植物解説と、小学生以下限定でハエトリソウに触れられる体験もあり。