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山陽電車で「播州秋祭り」を見に行こう!

山陽沿線の秋と言えば「播州秋祭り」。
絢爛な屋台や迫力ある練り合わせ、響き渡る太鼓の音色や掛け声など、個性豊かな各地域の祭りを紹介します。
【10/14(火)、15(水)】兵庫県指定重要無形民俗文化財 秋季例大祭『灘のけんか祭り』

松原八幡神社 ◇「白浜の宮駅」徒歩約3分
全国屈指といわれる勇壮で華やかな秋の祭典。
旧七ヶ村の屋台が境内や御旅山で競い合う「屋台の練り合わせ」はまさに壮観。
神様が宿った3基の神輿を、大勢の男たちが「ヨーイヤサー」という勇ましい掛け声とともに激しくぶつけ合う「神輿合わせ」は最大の見せ場で、人々を熱狂の渦に巻き込む。

宵宮|14日(火)
11:00~14:00ごろ/松原八幡神社の氏子地域である、旧七ヶ村の屋台が宮入。子どもたちが獅子檀尻を引く地域も。
14:00ごろ~/すべての屋台が宮入を終えると、屋台が再び練り上げられ宮出し(宮戻し)・練り合わせ
本宮|15日(水)
9:00~13:30ごろ/屋台の宮入と今年の練り番である中村の神輿合わせ
13:30ごろ~/御旅山広畠で、神輿合わせと屋台の練り合わせ
【同日開催】
5:00ごろ~/露払いの儀(松原八幡神社拝殿前)
6:00ごろ~/海に入って身を清める潮かきの儀(白浜海岸辺り)
13:00ごろ~/宮遷しの儀(松原八幡神社拝殿前~楼門前鳥居)
※神社・灘のけんか祭りのHPはありません

※14日(火)は雨天決行予定
15日(水)は荒天等で中止の場合、16日(木)に順延
けんか祭りの開催に合わせて「白浜の宮駅」に直通特急が停車します

10月14日(火)・15日(水)
上り(神戸・大阪方面)7:03~20:15
下り(姫路方面)7:18~20:38
※14日(火)は天候に関わらず臨時停車します
※15日(水)のけんか祭りが中止の場合、臨時停車も16日(木)に順延します
問い合わせ/
運輸営業部 営業課
☎︎078-940-5132(8:30〜17:30 土・日・祝除く)
山陽電車ご案内センター(明石)
☎︎078-913-2880(8:30〜20:00 年中無休)
山陽電車全駅で、交通系ICカード、クレジットカードのタッチ決済での乗降が可能です
【10/14(火)、15(水)】兵庫県指定重要無形民俗文化財『毛獅子舞』
大塩天満宮 ◇「大塩駅」徒歩約3分
鎌倉時代から伝わるとされる由緒ある「毛獅子舞」。
数人で組み肩車をして獅子頭を高く掲げる道中舞や、太鼓と笛の音色に合わせて神前で披露される地舞が見どころ。
毛獅子たちが境内を駆け巡り力強く舞う姿は、古来のままの野獅子を感じさせる。
珍しい黒毛の獅子が8頭揃うのも大塩ならでは。

宵宮|14日(火)
13:00ごろ~/本門前広場で、屋台の練り合わせ
19:00~21:00/夜の獅子舞の奉納と毛獅子の道中舞
本宮|15日(水)
10:00/一ツ物神事
11:00~/屋台宮入
14:00~17:00ごろ/獅子舞の奉納と毛獅子の道中舞
18:00~21:00/練り合わせ

【10/11(土)、12(日)】『稲爪 神社秋祭り』
稲爪神社 ◇「人丸前駅」徒歩約5分
八幡神社との間の旧街道を「牛乗り神事」のほか「踊り連」と呼ばれる踊り手や子供神輿が行列し、江戸の流行歌が三味線の音色とともに披露される「囃口流し」が祭りを盛り上げる。

「三人継ぎ」と称されるアクロバティックな技や豪快な動きの「大蔵谷獅子舞」(兵庫県指定重要無形民俗文化財)は、目の前で行われるので大迫力。

宵宮|11日(土)
18:00~/大蔵谷獅子舞演技(西之組)
19:00~/囃口流し
20:00~/大蔵谷獅子舞演技(保存会)
本宮|12日(日)
神幸祭
パレード
神興練り
※13日(月・祝)は獅子荒神祓いのみ

【10/21(火)、22(水)】兵庫県指定重要無形民俗文化財『秋季例祭(ちょうちん祭り)』

魚吹八幡神社 ◇「山陽網干駅」徒歩約15分
秋の実りを神様に感謝し、地域の安寧を願う祭り。
宵宮に楼門前で行われる「提灯練り」では、高さ3メートル程の高張提灯を播州最大の氏子たちが激しく練り合わせる。
提灯がぶつかる音とともに破れた提灯の紙片が舞うたび、観客からは歓声が湧き起こる。
昼宮では屋台18台、檀尻4台、神輿3基、獅子舞も練り出され、境内を彩る。

宵宮|21日(火)
威勢の良い掛け声とともに行われる提灯練り
昼宮|22日(水)
御旅所にて屋台練り。「チョーサ!」の掛け声で屋台が差し上げられる。檀尻の奉納演芸後、屋台・神輿・檀尻の順で宮入・還御(かんぎょ)となる。

【10/8(水)、9(木)】姫路市指定重要無形民俗文化財『飾磨祭り』
浜の宮天満宮 ◇「飾磨駅」徒歩約15分
「サーイーテーバ・チョーサ!」の掛け声で屋台を高々と差し上げる荒技、浜の宮天満宮の「台場差し」。
安政の時代から受け継がれる屈強な男たちの力技を堪能できる。

恵美酒宮天満神社 ◇「飾磨駅」徒歩約10分
恵美酒宮天満神社の「台場練り」は、重さ約2トンの屋台の下に24人が入り込み、掛け声とともに屋台を肩で担ぎ上げる。
屋台が宙に浮いて見えるほど力の限りを尽くした技は迫力満点。

宵宮|8日(水)
13:00~/一番屋台宮入
本宮|9日(木)
9:00~/神幸行列 恵美酒宮を出発
15:30~/中部飾磨公園にて八台一斉台場練り
18:00~ごろ/神幸行列 帰宮

【10/13(月・祝)、14(火)】秋季例大祭『曽根の秋祭り』
曽根天満宮 ◇「山陽曽根駅」徒歩約5分
屋根に布団を重ねた色鮮やかな屋台が威勢よくぶつかり合う、豪華絢爛な「布団屋台の練り合わせ」。

神様の依り代とされる稚児(子ども)が狩衣に花笠をかぶり、足が地面につかないよう馬や肩車に乗って登場する「一ツ物神事」は、絵巻のような美しさ。

他にも垂直に立てた10メートル超の青竹を何度も地面に打ちつける「竹割」、天下太平を祈願する「お面掛け」など見どころが盛りだくさん。
