夏の例祭の前後1週間、境内につり下げた風鈴が迎えてくれる早川神社。
今年は7月12日(日)に例祭が挙行され、7月5日(日)から19日(日)早朝まで風鈴が涼やかな音色を響かせる。風に揺れるガラスの風鈴がちりりんと鳴ると、一筋の涼風が吹き抜けるよう。
今年で5回目となり地元では夏の風物詩として定着した。


期間中は18時半頃から22時までライトアップを実施。夏の日差しにきらめく風鈴の連なりも、夜の光に浮かび上がる幻想的な雰囲気もそれぞれに美しく、どちらも楽しみたい。
吊り下げられるのは地域の人が絵付けをした約200個の風鈴。参拝者は風鈴につく短冊に願いごとを書くこともできる。


風鈴の飾り付けが始まったのは2022年の夏。コロナ禍で神社の行事も縮小が続く中、「人のつながりも分断されるような状況でした。神社に来て少しでも楽しんでもらえれば」と地域の協力を得て風鈴を飾ることになったと宮司の高光健一郎さんは話す。


今年の例祭は、昨今の猛暑を考慮して18時から神事を執り行う。当日朝には氏子らが茅(かや)を刈りに出かけ、午後には境内に編んだばかりの茅(ち)の輪を設置する。この茅の輪くぐりもまた早川神社の名物だ。参拝の際には、無病息災や厄よけを願って茅の輪もくぐっておきたい。
例祭の日は境内にキッチンカーも登場する予定。
早川神社は「播磨国風土記」にも登場する古社。鳥居の傍らには鎮座1750年を記念して奉燈された、高さ7.16メートルの大燈籠(とうろう)が佇む。当時は西日本有数の高さを誇っていたと伝えられ、その存在感は圧倒的。

10月には豪華絢爛な屋台が繰り出す秋の例祭が、年始には元旦祭が、2月には節分祭が挙行される。
四季折々、地区の人々が一緒になって盛り上げる伝統の祭りを見に行くのもまた楽しそうだ。
※2026年6月11日(木)時点の情報です
神社の方からのメッセージ
今年も暑い夏が予想されますが、風鈴の涼やかな音色でひとときの涼を味わってください。
写真や動画を撮りに来る人も増えました。楽しんでもらえれば何よりです。

ライターから一言
夏の神社の境内で風鈴を見上げながら涼をとる、そんな贅沢な時間が過ごせるとSNSでも話題になっている早川神社。歴史ある古社の風格を感じながら風鈴と写真を撮れば、素敵な思い出になりそうです。