120gのしっかりボリュームがうれしい。柔らかな赤身肉を使ったビフカツは、リピーター続出の看板メニュー。たっぷりかかる自家製デミグラスソースには、和牛のスネ肉とスジ肉を3日間炊き込んだ旨みがあふれる。甘み、酸味、苦みのバランスを取りながら野菜のだしを加えて仕上げたこのソースがサクッとジューシーなビフカツを引き立てている。サラダ、ライス、スープが付いて1,800円というお値段もありがたい。人気のカニクリームコロッケ(500円)をトッピングする人も多数。さらに食べ応え満点。

垂水出身の店主、坂口直樹さんが地元・垂水でおいしい洋食を食べてほしいと2014年にオープンした王道の洋食店。ハンバーグやビーフシチュー、オムライスなど、みんなが大好きなメニューが並ぶ。こだわっているのは手間と時間を惜しまず丁寧に仕込むこと。長年通うファンが多いというのも納得。「洋食はすでに日本が誇る“和食”になっていると思うんです」と坂口さん。一方で、街の洋食屋さんが減っていることに危機感も。「洋食という文化が続いていくために少しでもこの店が役にたてたらいいなと思います」と語る。

古い民家をリノベーションした店内は、懐かしさとおしゃれ感が混在する落ち着いた雰囲気。土壁や古い柱が温かい空間を演出している。


オープンから12年、すっかり街の風景にもなじんだ。散歩がてらにぶらぶら歩いて、おなかが空いたら洋食さかぐちへ。おなかも心も満たされる時間が待っている。

※2026年5月12日時点の情報です
